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KYMCOと川崎重工、合弁で中国にエンジン工場設置へ【表】


ニュース その他製造 作成日:2009年8月3日_記事番号:T00016998

KYMCOと川崎重工、合弁で中国にエンジン工場設置へ【表】

 
 光陽工業(KYMCO)と川崎重工業は2日、合弁で1,000万米ドルを投じ、中国江蘇省常州に汎用ガソリンエンジン生産の「常州川崎光陽発動機(CK&K)」を設立することで契約を交わした。同工場の製品は、KYMCOおよび川崎ブランドで世界市場に向けて販売する。5年以内に年産100万台、年販売額4億2,000万台湾元(約12億円)を目指す。3日付経済日報が報じた。
 
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 KYMCO主管によると、同工場で生産される汎用ガソリンエンジンは、主に草刈機、発電機、高圧洗浄機などの動力源として利用されるという。KYMCOは今後、川崎からの技術導入を進め、需要が停滞気味のバイク市場から、草刈り機や水上バイクなど農業、レジャー分野に事業を拡大したい考えのようだ。

 KYMCOは2003年から川崎との提携を開始し、台湾で川崎の中大型バイクを代理販売するほか、四輪バギー(ATV)や汎用発動機などの生産も受託している。KYMCOは「今回の契約で、両社の関係は業務提携から合弁パートナーへと進展する」と語った。