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台湾海峡での油田探査、9月にも再開へ


ニュース 石油・化学 作成日:2009年8月3日_記事番号:T00017000

台湾海峡での油田探査、9月にも再開へ

 
 台湾中油と中国海洋石油(CNOOC)は、中台経済交流の活発化を受け、台湾海峡での中台共同による油田探査を9月上旬にも再開する。1日付工商時報が伝えた。

 両社は2003年に台湾海峡南部の中間線の東西で1カ所ずつ試掘を行うことに合意し、05年に中国側海域に最初の試掘井が掘られたが、その後は中台関係の緊張で進展がなかった。しかし、国民党へと政権交代後、中台関係が急速に好転したことから、台湾側海域で新たに試掘を行うことが決まった。

 また、共同開発海域も現在の1万5,400平方キロメートルから近く3万平方キロメートルに拡大される見通しだ。

 このほか、両社はケニアの9号鉱区ボガ1-1号油井の採掘を9月までに開始。さらに、福建省南日島沖の油田開発に関しても、来年第1四半期までに資料研究を完了する予定だ。