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自動車各社、そろって月末に夏季休暇


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2009年8月3日_記事番号:T00017002

自動車各社、そろって月末に夏季休暇

 
 自動車メーカー各社は、自動車や住宅など大きな買い物には縁起が悪いとされる旧暦7月の「鬼月」が今月20日から始まる(9月18日まで)ことを受け、在庫過剰を避けるため21日ごろから30日まで一斉に夏季休暇に入る。8月の生産台数は全体で前月比10%以上減少する見込みだ。なお各社とも20日までは、「鬼月」前の納車を間に合わせるため、残業などで生産を強化する考えだ。1日付工商時報が伝えた。

 トヨタ車製造の国瑞汽車は21~30日が夏季休暇で、8月の稼働日数は前月から7日減少、生産台数は3,000台減の6,000台となるとしている。

 裕隆汽車と裕隆日産汽車の休暇は22~30日で、8月生産台数は前月の2,400~2,500台から2,000台へと減る見込みだ。

 中華汽車工業は22日~30日を休みとする代わりに、休暇前の操業時間を1日平均1~2時間延長し、週末出勤も実施して今月は3,300~3,500台を生産する計画だ。

 台湾ホンダは21~30日が休暇で、生産台数は1,500台程度に減少、フォード車生産・販売の福特六和汽車は稼働日数は前月比2割減だが、生産台数は15%減にとどめ、1,000台以上を維持するとしている。