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六福客桟、盲導犬入店拒否で物議


ニュース 社会 作成日:2009年8月4日_記事番号:T00017016

六福客桟、盲導犬入店拒否で物議

 
 台北市長春路の有名ホテル、六福客桟(レオフー・ホテル)で今月2日、訓練中の盲導犬(生後10カ月、ホワイト・ラブラドール)を連れたボランティアがレストランで食事を取ろうとしたところ、ホテル側から盲導犬の入店を拒否された。ボランティアは直ちに盲導犬団体を通じて抗議したが認められず、ホテル側の対応に批判が集まっている。4日付中国時報が伝えた。

 当日、ボランティアはあらかじめ盲導犬を帯同する旨をあらかじめ電話で伝えた上で来店したが、ホテル側は「他の客の迷惑になる」という理由で、食事中は盲導犬を隔離するよう求めたという。

 六福客桟は聴覚障害者の国際競技大会として、今年9月に開かれる「台北デフリンピック」の選手団宿泊先に指定されている。

 盲導犬団体の担当者は、「六福客桟はデフリンピックの選手団を受け入れるホテルでありながら、公然と法律に反した」とおかんむり。台北市社会局に文書で告発する方針だ。同ホテルは「心身障害者権益保護法」違反で1万~3万台湾元(約2万9,000~5万7,000円)の罰金処分を受ける可能性がある。