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新型インフルワクチン、国光生技がきょうから量産


ニュース その他製造 作成日:2009年8月4日_記事番号:T00017026

新型インフルワクチン、国光生技がきょうから量産

 
 ワクチン製造、国光生物科技(アディミューン)は4日から、新型インフルエンザ(H1N1)ワクチンの量産を開始する。1日当たり25万本以上を生産、6週以内に社内および衛生署薬物食品検験局の二重チェックを受け、9月下旬から臨床試験に入る予定。一般市民は11月から予防接種を受けられるもようだ。4日付中国時報が伝えた。
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国光生技での新型インフルエンザワクチン製造の模様。ワクチン製造には1日25万個の鶏卵が使用される(3日=中央社)
 
 国光生技は7月に衛生署疾病管制局による新型インフルワクチン調達の競争入札で落札し、まず500万本を供給することが決まっている。

 6月にインフルエンザワクチン製造用の新工場(台中県潭子郷)を完成させたばかりの国光生技に対し、技術や安全性を懸念する声もあるが、魏逸之同社総経理は「長年にわたり、季節性インフルエンザや日本脳炎のワクチンの製造を手掛けており、新型インフルワクチンについては7月からの動物実験でも安全性と効果を確認している」と強調した。

 同社はまた、新型インフルワクチンに対し24種の安全テストを行い、衛生当局や国際的な専門家が認定する基準を満たさなければ人体に接種することはないとしている。