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大手書籍卸の凌域、不渡りで業務停止


ニュース 商業・サービス 作成日:2007年7月25日_記事番号:T00001703

大手書籍卸の凌域、不渡りで業務停止


 書籍卸し大手の凌域国際が23日、業務を停止した。同社は今月12日、取引先全てに出荷を一時停止する通知を出した後、20日に不渡りを出し、多くの社員が23日付で離職した。業界関係者によると、赤字は7億~8億台湾元に上ると見られる。

 凌域は現在、城邦出版グループや秋雨文化など大手を含む64社の出版社との取引があり、1社当たりの取引額は3,000万~5,000万元。今回の業務停止で、大手書店チェーン金石堂書店でこれらの出版社の本が買えなくなる恐れがあるほか、小規模な出版社は倒産の危機に直面するとの見方もある。凌域の責任者の曹碩文氏は25日午前に取引先と協議し、26日に銀行との協議を予定している。25日付中国時報が伝えた。