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富士通フロのカラー電子ブックリーダー、台湾で発表


ニュース 電子 作成日:2009年8月4日_記事番号:T00017034

富士通フロのカラー電子ブックリーダー、台湾で発表

 
 富士通フロンテックによる世界初のカラー電子ペーパー搭載の電子ブックリーダー、「FLEPia(フレッピア)」が3日、台湾プロ野球の人気チーム、兄弟エレファンツ向けの特別バージョンとして台湾で初めて発表された。4日付電子時報が報じた。
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フレッピアは機能的なデザインが評価され、2008年度のグッドデザイン賞を受賞した(富士通フロンテック提供)
 
 「FLEPia」は8インチの大画面で、タッチパネル機能も搭載されている。日本では3月に発売され、販売価格は9万9,750円と現在世界で最も高額な電子ブックリーダーとなっている。このため、年内の販売目標は5万台と控えめだ。なお、アマゾンの「キンドル」は6インチ型が299米ドル、9.7インチ型が489米ドルとなっている。

 台北市で行われた発表会には、発光ダイオード(LED)パッケージング大手、億光電子工業(エバーライト・エレクトロニクス)の葉寅夫董事長や、アナログIC設計大手、立錡科技(リッチテック・テクノロジー)の邰中和董事長らが出席しており、生産コスト引き下げに向けた台湾メーカーとの提携の可能性に注目が集まっている。