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エピスターが増資、原材料調達資金の確保目的【表】


ニュース 電子 作成日:2009年8月4日_記事番号:T00017037

エピスターが増資、原材料調達資金の確保目的【表】

 
 発光ダイオード(LED)大手の晶元光電(エピスター)は3日の董事会で、グローバル預託証券(GDR)の発行による増資で、最大119億6,100万台湾元(約349億円)の資金を調達することを決議した。同社広報担当者は、「海外での原材料調達資金を確保することが目的だ」と説明した。4日付蘋果日報が伝えた。
 
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 GDRの発行には中央銀行や行政院金融監督管理委員会(金管会)の認可が必要となるが、同社には遅くとも年末までに資金調達を完了したい考えだ。

 同社は今年3月にも企業買収費用を確保する目的で、最大200億元の増資を決議したが、結局見送られた経緯がある。

 市場関係者は、ノートパソコン、照明、液晶テレビなどに使用されるLEDの需要増で原材料のエピタキシャル結晶の需給がひっ迫すると見込まれるため、エピスターが増資に動いたと分析している。