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南亜科技とイノテラ、7月売上高が今年最高に


ニュース 電子 作成日:2009年8月4日_記事番号:T00017038

南亜科技とイノテラ、7月売上高が今年最高に

 
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下のDRAMメーカー、南亜科技と華亜科技(イノテラ・メモリーズ)は、DRAM契約価格の上昇および出荷増で、7月の売上高が今年の単月最高となった。南亜科技は前月比29%増、前年比23%減の32億9,600万台湾元(約96億1,000万円)、イノテラは前月比12%増、前年比24%減の28億7,900万元だった。証券会社はDRAM価格の上昇は今後も続き、第3四半期は業界各社の売上高が月ごとに改善するとの見通しを示している。4日付自由時報が伝えた。

 1~7月累計では、南亜科技が前年比23%減の177億5,500万元、イノテラは同25%減の166億9,600万元。

 DRAM各社は新製品DDR3への生産移行を進めており、南亜科技は現在生産能力全体の2割を占めるDDR3の割合を、年内に3割へと高める方針だ。イノテラも、提携パートナーの米マイクロン・テクノロジーから今後導入する50ナノメートル製造プロセスでは、すべてDDR3を生産する予定だ。