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南亜科技の保有特許数、エルピーダ上回る


ニュース 電子 作成日:2009年8月4日_記事番号:T00017039

南亜科技の保有特許数、エルピーダ上回る

 
 高速データ転送が可能となるパソコン向け新型DRAM「DDR3」をめぐる各社の競争が激化する中、南亜科技は提携先の米半導体大手マイクロン・テクノロジーが保有していた特許100件のうち、50件の特許権を南亜科技の所有に変更するとともに、残る50件の無償使用権を獲得した。これにより、南亜科技の米国、日本、台湾における保有特許数は986件に達し、日本のエルピーダメモリの926件を超えた。4日付工商時報が伝えた。

 南亜科技が特許獲得に動いたのは、経済部工業局が発表したDRAM産業再生プランで、DRAMメーカーに特許の無償使用権獲得を求めたことに伴うものだ。南亜科技は特許獲得を通じ、DDR3の分野で特許紛争を回避し、輸出を円滑に進めたい構えだ。

 一方、南亜科技は近く、50ナノメートル仕様のDDR3をインテルと米アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)に提出し、認証獲得を目指す方針だ。