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観音工業区周辺の小学校、高濃度のダイオキシン検出


ニュース その他分野 作成日:2009年8月5日_記事番号:T00017044

観音工業区周辺の小学校、高濃度のダイオキシン検出

 
 桃園県環境保護局がこのほど清華大に委託し県内のダイオキシン汚染状況を調べた結果、観音工業区付近の観音国民小学(同県観音郷)で高濃度のダイオキシンが検出された。5日付自由時報が伝えた。

 観音国民小学では昨年9~12月に1ノルマル立方メートル(Nm3)当たり0.868ピコグラム(ダイオキシン毒性等量)のダイオキシンが検出された。これは日本の環境基準値(0.6ピコグラム)の1.4倍で、桃園地区の他地域よりも8~9倍高かった。

 観音工業区は化学製品を主に生産しており、ダイオキシン検出は工業区内の廃棄物焼却と関係している可能性がある。また、大園、観音の各工業区で工場11カ所で煙突12本を調べた結果、3社で基準値を超えるダイオキシンの排出が見つかった。

 環境保護局は観音工業区を監視対象とし、進出企業に操業工程の改善を求めていく方針だ。