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福建省の「海西特区」、無線通信などで中台協力を推進


ニュース その他分野 作成日:2009年8月5日_記事番号:T00017048

福建省の「海西特区」、無線通信などで中台協力を推進

 
 経済部関係者は4日、中台の経済交流拠点として計画されている中国福建省の「海峡西岸経済区(海西特区)」で、無線通信ネットワーク、発光ダイオード(LED)照明、車載通信機器の3分野において中台産業協力を推進する計画を明らかにした。経済部や工業技術研究院など関連部門が、詳細を詰めていく見通しだ。5日付工商時報によると

 無線通信ネットワークについては、中国移動通信(チャイナ・モバイル)が今年から各省で構築を進めている無線都市計画に合わせる形で行い、今後台湾に同計画向けの試験ネットワークを設置する可能性もあるという。また、台湾でサービスが始まったWiMAX(ワイマックス)の試験ネットワークを中国に設置することも検討される。

 LED照明は中国での標準規格が未制定のため、まず中台共同の規格制定から着手するとしている。

 3分野での中台協力によって、中国企業による台湾調達が増え、商機が拡大すると期待されている。