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高鉄でトラブル相次ぐ、延べ4万人に影響


ニュース 運輸 作成日:2009年8月5日_記事番号:T00017052

高鉄でトラブル相次ぐ、延べ4万人に影響

 
 4日午前11時8分ごろ、台中県大甲鎮付近の台湾高速鉄路(高鉄)で変電所のトラブルが起き、下り線路の送電がストップした。この影響で、3時間にわたり上り線路で列車の交互運転を行ったため、16本の列車の乗客約8,000人の足に影響が出た。5日付自由時報が伝えた。

 高鉄の運転トラブルは4日までの4日間で3回も起きており、延べ4万人の乗客に影響が出た。交通部は傘下の高速鉄路工程局に対し、早急にチェック体制を整えるよう指示した。高鉄側の過失が明らかになった場合には、30万~150万台湾元(約87万~437万円)の罰金処分が下される見通しだ。

 交通部の葉匡時報道官は「トラブルが相次いで発生し、市民には大変申し訳ない」と陳謝した。交通部は開通以来ポイント故障などが頻発している事態を重く見て、気候との因果関係を分析する方針だ。