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台北市のワンルーム賃料、Q2は5%下落


ニュース 建設 作成日:2009年8月5日_記事番号:T00017056

台北市のワンルーム賃料、Q2は5%下落

 
 国泰建設がまとめた第2四半期の国泰不動産指数によると、一般住宅が台北市で0.54%、台北県で4.03%上昇したのに対し、ワンルームなど小型物件(套房)の1戸当たり賃貸料は台北市で5.01%下落の1万700台湾元(約3万1,000円)、台北県で4.59%下落の7,900元と、ともに下落した。ワンルーム物件数が増える一方で、就職先が見つからない新社会人が出身地へUターンしたり、父母と同居するケースが増え、供給過剰となったことが要因とみられる。5日付工商時報が伝えた。

 台湾租屋網広報部の廖秀敏経理によると、2007年の不動産市場の活況でワンルーム物件の投資利回りが5~6%に達したのを受け、昨年初ごろから購入物件を改装しワンルームとして貸し出す家主が増え、供給量が増加したという。しかし、昨年下半期の金融危機を受けた失業増でワンルームの需要が低下したため、消化し切れなくなっているもようだ。