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バイク大手3社、相次ぎ電動車参入


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2009年8月5日_記事番号:T00017058

バイク大手3社、相次ぎ電動車参入

 
 三陽工業(SYM)、光陽工業(KYMCO)、台湾ヤマハのバイク業界大手3社が、相次いで電動自転車、電動バイクの生産に参入する。5日付工商時報が伝えた。

 三陽工業は第3四半期に鉛酸電池とリチウム電池を使用した電動自転車を約3万台湾元(約8万7,000円)で発売し、年間2,000台の販売を目指す。また、同様の動力源を備えた電動バイクは第4四半期に発売予定だ。経済部の補助金制度を利用することで、販売価格は5万元以下に抑えられる。

 光陽工業も既に電動自転車の開発を終え、11月末か12月初めの発売を予定している。リチウム電池仕様は45キロの走行が可能で、販売価格は4万元以上。鉛酸電池使用は40キロの走行が可能で、3万~3万3,000元での販売を予定している。年間2,000台の販売が目標だ。小型電気バイクについては、時速45キロで走行可能なモデルの開発を終えており、11月末か12月初めに発売する。価格は4万5,000~4万6,000元を見込む。同社の電動自転車と電動バイクはいずれも「サンボーイ」のブランドで販売される。

 また、台湾ヤマハは日本で発売しているリチウムイオン電池搭載の電動バイク「PAS」を台湾で量産し、来年上半期に発売する予定だ。