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銀聯カード、7日から利用可能に


ニュース 金融 作成日:2009年8月6日_記事番号:T00017080

銀聯カード、7日から利用可能に

 
 中国の銀行が発行するキャッシュ・クレジットカードの「銀聯カード」は、あす7日から台湾での利用が可能となる。今後中国人観光客による年間1,000億台湾元(約2,900億円)の商機および、決済銀行などに同20億元の手数料収入が見込まれる。ただし当初は、カードが使用可能な台湾全土20数万の特約商店のうち、システム交換が完了した聯合信用卡中心(聯合クレジットカードセンター)加盟の7万店余りでのみ利用可能となる。6日付経済日報が伝えた。
 
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銀聯カードは現在、中国大手銀行10数行、郵便局が発行している(5日=中央社)

 
 金管会によると、聯合クレジットカードセンター以外に、中国信託商業銀行(CTB)や台新国際商業銀行などの決済銀行が関連業務の取扱い許可を申請中だが、聯合クレジットカードセンターが一足早く許可を受けたことで、銀聯カードの使用開始は当初予想の9月初めより1カ月早まった。

 銀聯カードは発行枚数が18億枚を超え中国でシェア首位を誇り、61カ国・地域で利用可能だ。銀行の口座残高の範囲で利用金額が引き落とされるデビットカードとしての利用がほとんどで、使用時には暗証番号の入力が必要となる。金管会によると、初期段階では現金引き出し機能は使えないという。