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台湾小肥羊は「偽物」?商標権めぐり提訴検討


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年8月6日_記事番号:T00017081

台湾小肥羊は「偽物」?商標権めぐり提訴検討

 
 中国がルーツの羊肉しゃぶしゃぶのチェーン店「小肥羊蒙古火鍋餐庁」が最近、中国側から商標を不正使用しているとの指摘を受けていることが5日までに明らかになった。台湾側は商標使用権があと2年残っているとして、中国側を相手取り名誉棄損で提訴することも辞さない姿勢を示している。6日付経済日報が伝えた。

 台湾小肥羊の黄慶宇総経理によると、中国の小肥羊蒙古火鍋集団の張占海総裁は今年6月に訪台した際、マスコミに対し「台湾の小肥羊は『山寨版』(偽物)だ。経営権は既に回収した」などと発言。その後、台湾小肥羊の業績が大きな打撃を受けたという。

 台湾小肥羊は3年前に5年間の商標使用権を獲得したが、経営理念の食い違いから提携関係を解消した。ただ、台湾側は合法的な商標使用権がまだ2年残っていると主張し、行政院大陸委員会などに支援を求めた。