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ベビー用品の麗嬰房、「マヨラル」ブランドの代理権獲得


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年8月6日_記事番号:T00017082

ベビー用品の麗嬰房、「マヨラル」ブランドの代理権獲得

 
 ベビー・子ども用品の麗嬰房(レ・アンファン)はこのほど、百貨店や飲食店、靴販売などをチェーン展開する総合商社、三商行(マーキュリーズ)から、スペインの高級ベビー・子供服ブランド「マヨラル」の代理販売権を取得した。スポーツウエアを中心として62店舗を展開する、傘下の子供向けファッションショップ「オープン・フォー・キッズ」で販売する計画だ。6日付経済日報が伝えた。

 「マヨラル」は三商行が2005年に台湾に導入したが、4年間赤字が続き、事業の売却先を模索していた。麗嬰房は「マヨラル」のターゲットが3~10歳であるため、現在0~3歳向けが主力の「オープン・フォー・キッズ」の商品を補完する形での導入を決めたもようだ。

 04年から展開する「オープン・フォー・キッズ」は昨年、利益が400万台湾元(約1,160万円)を超え黒字転換を果たした。今年の上半期売上高は1億7,000万元で、年間利益は7割増の約700万元を目指す。今年は各店舗の体質強化に努め、将来的には中国市場進出も視野に入れている。