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中国・陽光酒店、台湾にFCホテル5店開設へ


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年8月6日_記事番号:T00017083

中国・陽光酒店、台湾にFCホテル5店開設へ

 
 中国石油天然気集団(CNPC)傘下、中国でホテルチェーンを展開する陽光酒店集団(Soluxe Hotel Group)は5日、台湾でホテルのフランチャイズ(FC)加盟説明会を開き、年内に台湾全土で5カ所のFCホテルを開設する方針を示した。来年には直営ホテルを展開する可能性もあると表明し、実現すれば中国国有企業の台湾投資第1号となる。6日付蘋果日報が伝えた。

 台湾の業界関係者によると、CNPC傘下の従業員は1万を超えるため、社員旅行などで大きな商機が見込める上、6年間で120万台湾元(約348万円)のFC加盟金、および8万元のブランド使用料は、250室以上の規模のホテルとしては「不思議なほどの安さ」だという。

 説明会を代行したホテル業コンサルティングの台維餐庁旅館管理顧問はこれについて、「陽光酒店の台湾での知名度は低く、まず台湾の業者と協力して市場ニーズを探りたいため」と説明した。長期的には直接投資を中心とする方針だ。

 陽光酒店は台湾進出に備え、来週11日から視察団を派遣する。月末の経営陣による視察時には、1~2店の加盟を正式決定したいとしている。