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HPからのノートPC受託、台湾各社7月は前月比減か


ニュース 電子 作成日:2009年8月6日_記事番号:T00017097

HPからのノートPC受託、台湾各社7月は前月比減か

 
 第3四半期に入り、ノートパソコン市場は例年のハイシーズンを迎えたが、業界関係者によると米ヒューレット・パッカード(HP)から台湾受託生産メーカー4社への発注量が、6月の300万台から7月は270万~290万台まで縮小したとみられ、需要動向に懸念を抱かせている。6日付電子時報が報じた。

 HPからのメーカー別7月受注量は、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)および緯創資通(ウィストロン)で前月比15万~20万台の減少が見られ、6月に低価格ノートパソコン(ネットブック)の出荷が始まったばかりの英業達(インベンテック)は100万台を維持したとみられる。

 ただ電子時報によると、HPの商品ラインナップは多様なため、市場の需要をみて生産の委託量を調節することは通常みられることだという。このため、単月の発注量が若干減少したからといって、即シェアの低下につながるとはいえず、今後2、3カ月観察が必要としている。