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中華映管、Q2は赤字98億元


ニュース 電子 作成日:2009年8月7日_記事番号:T00017118

中華映管、Q2は赤字98億元

 
 液晶パネル大手、中華映管(CPT)の6日発表によると、第2四半期の売上高は前期比21.4%増の118億9,000万台湾元(約350億円)に達したものの、98億5,500万元の赤字だった。粗利益率は前期比23.7ポイント改善したもののマイナス55%。ただ、下半期はハイシーズンによる出荷の伸びと価格上昇で、大幅増収が見込めるとしている。7日付工商時報が伝えた。

 邱創儀総経理は、第2四半期に業界景気は上向いたが、5~6月にかけての材料のガラス基板不足などで、他社を下回る業績となったと説明した。同社の上半期売上高は216億9,000万元で、純損失は210億5,000万元だった。

 今後は、利益の安定している中小型パネル出荷枚数を増やすことで、売上高も伸びる見込みだと語った。中小型パネルは第3四半期、前期比14%増の4,200万枚、通年で1億2,000万枚の出荷を予測している。

 ノートパソコン向けパネルの出荷枚数は上半期180万枚に対し、下半期が220万枚、うち低価格ノートPC(ネットブック)向けは下半期、上半期の約3倍となる210万枚を見込む。テレビ向けは中国での液晶テレビ需要増を受け、上半期の340万枚から下半期は約2倍の710万枚を目指す。