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燦坤代表、違法株取引で懲役3年6月


ニュース 家電 作成日:2007年7月25日_記事番号:T00001712

燦坤代表、違法株取引で懲役3年6月


 情報家電流通大手、燦坤集団の創業者、呉燦坤氏が2001年、米国子会社の株価をつり上げた状態で台湾で株式を放出し、不当な利益を上げたとして起訴された裁判で、台北地裁は24日、呉被告に証券取引法違反で懲役3年6月の有罪判決を言い渡した。

 判決によると、燦坤集団は米国子会社の「TKG.S.A」を裏口上場させるため、同社をアクセス・ネットワーク・コーポレーション(ANC)と合併させた。合併新会社の「EUPAインターナショナル」の株式の大半は、燦坤集団とANCの親会社が保有しており、上場当初は株価を8米ドル前後に維持すべく買い支えた。この状態で、台湾の投資家にEUPA株を1株8ドルで売却。燦坤は資金を手中にした後で、手持ちのEUPA株を放出し、株価暴落を招き、投資家に損害を与えた。EUPA株は10セントまで急落した。