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福建省の経済文化視察団、台湾に到着


ニュース その他分野 作成日:2009年8月10日_記事番号:T00017127

福建省の経済文化視察団、台湾に到着

 
 中国福建省の大型経済貿易文化交流視察団が9日、台湾に到着した。訪問中には福建省政府が中台の経済交流拠点として推進する「海峡西岸経済区(海西特区)」に関する具体的な優遇措置が明らかにされる見通しだ。また、福建新大陸科技集団を中心とする投資視察団も同行している。10日付経済日報が伝えた。

 今回の視察団の総勢は280人で、福建省の陳樺副省長が団長を務めている。中国政府が今年5月に海西特区への支持を表明して以来、最高位クラスの視察団長となった。

 陳副省長は10日、台湾の財界関係者との食事会の際、福建省と台湾の協力に関する10項目の新たな措置を明らかにする予定だ。

 視察団には新大陸科技集団、新華都実業集団、漳州片仔広薬業な=ど福建省の有力企業トップが含まれている。新大陸科技はこのほど、オランダのスリードレヒト・インベスト・ホールディング社の全額出資による台湾子会社、帝普科技の株式58%を取得することに対し中国商務省の認可を得ており、中国資本による台湾企業への初の投資案件として注目されている。