ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

銀聯カード使用開放初日、利用者は20人に1人


ニュース 金融 作成日:2009年8月10日_記事番号:T00017131

銀聯カード使用開放初日、利用者は20人に1人

 
 中国の銀行が発行するキャッシュ・クレジットカードの「銀聯カード」が7日、台湾での利用が開放され、故宮博物院や台北101ビルでは、早速同カードを使って買い物をする中国人観光客の姿がみられた。ただ、現時点では両替した現金で支払う人が圧倒的に多く、百貨店などによると初日の利用は「20人に1人」程度だったという。8日付工商時報が伝えた。

 利用初日の7日は台風8号(アジア名・モーラコット)が近付いていたこともあり、中南部行きの予定がキャンセルとなった中国人観光客が百貨店などを訪れ、101ビルでは1日の業績が3割以上増加したという。ただ、利用可能になったことを知らない中国人観光客も多いとみられ、同カードの利用拡大にはまだ時間がかかりそうだ。

 一足早く6日から利用できるようにした故宮博物院では、初日の利用件数が46件だった。総額約16万8,000台湾元(約50万円)で、1件当たり最高3万7,000元余、平均消費額は3,652元だった。7日の1件当たり平均消費額は、太平洋そごうで3,100元、101ビルでは4,300元だった。