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慶豊集団、中国で自動車製造に参入へ【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2009年8月10日_記事番号:T00017143

慶豊集団、中国で自動車製造に参入へ【表】

 
 三陽工業(SYM)を傘下に抱える慶豊集団の黄世恵董事長は9日、同じく傘下の中国・廈杏摩托(SYMチャイナ、福建省アモイ市)が現在、自動車用エンジンの生産ラインを設置中だと明かし、今後、中国バス製造大手の廈門金竜聯合汽車工業(通称、大金竜)と提携し、中国で自動車市場に参入すると表明した。10日付経済日報が報じた。
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 観測によると、廈杏摩托が初めて生産する自動車エンジンは1,300cc製品で、大金竜の乗用車市場への参入進度に合わせて量産を開始するとみられる。

 三陽が25%出資する大金竜は、中国自動車市場の発展に伴い、バスから小型車分野への参入を進めており、既にミニバンの第1弾「金竜海獅」を発売している。今後大金竜は、三陽の台湾における販売経験と技術を吸収し、セダンやその他乗用車分野にも参入する計画で、三陽が廈杏摩托を通じてエンジンを供給することになる。