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通信3社、ネットワーク相互接続費で和解


ニュース 電子 作成日:2009年8月10日_記事番号:T00017144

通信3社、ネットワーク相互接続費で和解

 
 国家通訊伝播委員会(NCC)は7日、中華電信がネットワークを相互接続し、トラフィックを交換し合う際に生じるピアリング費用を30%引き下げることを認可した。通信業界では、中華電信が設定するピアリング費用が高過ぎるとの不満がくすぶっていたが、対立はひとまず解消された。8日付工商時報が伝えた。

 中華電信は同業他社から受け取るピアリング費用を毎秒1メガビット当たり1,825台湾元から1,480元(約4,400円)に引き下げる。また、中華電信のネットワークを同業他社がリースする際の料金を容量が大きいほど割引、最大割引率を25%とする料金体系を設定した。7月1日にさかのぼって適用する。

 今回の値下げを受け、台湾大哥大(タイワン・モバイル)は同日、インターネット接続料金を最大58%引き下げると発表した。また、中華電信からの海底ケーブルのリースを再開した。

 遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)も、中華電信の海底ケーブルとブロードバンド基幹通信網のリースを再開した。