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コンパルの7月売上高、前年比44%増で過去最高【図】


ニュース 電子 作成日:2009年8月10日_記事番号:T00017147

コンパルの7月売上高、前年比44%増で過去最高【図】

 
 ノートパソコン受託大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)の7月連結売上高は、前年同月比44%増の532億600万台湾元(約1,585億円)で、過去最高を記録した。また、ノートPC出荷台数も300万台を突破して今年最高となり、最大手の広達電脳(クアンタ・コンピュータ)が290万~300万台とみられることから、4・5月に続いて首位となる可能性が高い。8日付工商時報が伝えた。
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 同社1~7月の連結売上高は前年同期比22%増の2,893億3,200万元となった。陳瑞聡総経理は、不景気を機にコスト低減に取り組んだことが競争力向上につながり、宏碁(エイサー)の低価格ノートPC(ネットブック)の大型受注を獲得できたことが成長を導いたと説明した。

 同社ノートPC出荷台数は今年累計で1,730万台となり、クアンタの1,780万台に迫っている。8月はコンパルが横ばい、クアンタが減少となる見込みで、その差はさらに縮まるものとみられる。

 同社は7月、液晶テレビも今年最高の30万台の出荷を記録した。通年では昨年150万台の2倍以上となる340万台を目指す。