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台風8号、停電被害は過去5番目の規模


ニュース 社会 作成日:2009年8月10日_記事番号:T00017149

台風8号、停電被害は過去5番目の規模

 
 台湾電力によると、台風8号(アジア名・モーラコット)で中南部を中心に一時155万世帯が停電し、台風による停電被害としては過去5番目の規模となった。また、水道会社の台湾自来水公司によると、断水も南部を中心に一時77万6,000世帯に達した。10日付中国時報などが伝えた。

 台湾電力と台湾自来水公司は復旧作業を急ぎ、9日夜までに停電は10万世帯に減ったが、水源地で豪雨により水が濁っているため、曽文渓上流の南化ダム水系を中心に同日夜の時点で76万9,000世帯の断水が続いている。被害地域には給水車を派遣するなどの対応を取っている。

 今回、台南県内の曽文渓沿い一帯の地域が水害に見舞われ、曽文ダムの放水が原因という指摘が出ているが、経済部水利署の呉約西副署長は、「放水しなければ、ダムが崩壊する危険があった」と、やむを得ない措置だったと説明した。