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中科二林園区、4回目の環境評価不合格


ニュース その他分野 作成日:2009年8月11日_記事番号:T00017160

中科二林園区、4回目の環境評価不合格

 
 中部科学工業園区(中科)の二林園区(彰化県二林鎮)開発計画をめぐり、環境影響評価説明書に対する個別小委員会の第4回審査が10日に行われ、追加資料の提出を求めた上で、再審査を行うことが決まった。このため、当初7月末に予定されていた着工時期はさらにずれ込む見通しとなった。11日付経済日報が伝えた。

 問題となっているのは、同園区からの廃水の排出口が濁水渓の自強大橋付近に設置されることで、雲林県政府や環境評価委員が妥当性に疑問を呈している。中科管理局は、当初旧濁水渓への排出を検討したが、下流で養殖業が盛んなため、排出先を変更した経緯がある。同局は変更後の排水口の下流ではカキ養殖が少なく、水産業への影響も少ないと主張している。

 今後は経済部に水系への影響に関する報告書の提出を求めた上で、公聴会を開き、再審査を進める。