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クアンタ7月振るわず、ノート出荷2位転落


ニュース 電子 作成日:2009年8月11日_記事番号:T00017174

クアンタ7月振るわず、ノート出荷2位転落

 
 ノートパソコン受託最大手の広達電脳(クアンタ・コンピュータ)の7月連結売上高は、前年同月比および前月比ともに4.8%減で619億6,400万元だった。また、同月のノートPC出荷台数は前月比6%減の310万台で、ライバルの仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)320万台に及ばず、4月、5月に続いて今年3度目の2位転落となった。クアンタは「8月も出荷台数は小幅減が見込まれるが、9月以降は再び増加に転じる」と強調した。11日付経済日報が伝えた。

 7月出荷台数の不調は、ヒューレット・パッカード(HP)や宏碁(エイサー)、アップルなど大手顧客への出荷が前月を下回ったことが主因とみられる。1~7月の累計出荷台数は1,790万台で、コンパルの1,750万台をかろうじて上回った。

 ただ、外資系証券会社は同社の下半期業績を好感しており、ノートPC出荷台数成長率について、マッコーリー証券は第3四半期は前期比20~25%増、ゴールドマン・サックス証券も下半期は前期比43%増と予測している。