ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

イノテラ、外部業者への利益供与で3人解雇


ニュース 電子 作成日:2009年8月11日_記事番号:T00017180

イノテラ、外部業者への利益供与で3人解雇

 
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下のDRAMメーカー、華亜科技(イノテラ・メモリーズ)は10日までに、契約先の設備メンテナンス業者に不正な利益供与を行っていたとして、従業員3人を解雇した。11日付蘋果日報が伝えた。

 問題の従業員は、外部のメンテナンス業者がイノテラへの常駐要員を減らすことを独断で認め、会社側に人件費を余分に支払わせていた。イノテラは解雇した従業員を告訴するとともに、問題のメンテナンス業者との契約を即時解除し、損害額800万台湾元(約2,360万円)の支払いを求めている。

 契約によると、メンテナンス業者はイノテラの工場に設備監督要員として毎日11人を常駐させることになっていたが、2005年以降、イノテラ従業員と密かに申し合わせ、常駐要員を1~2人減らす手口で、不当な利益を得ていた。