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ファウンドリー各社、7月業績好調 【図】


ニュース 電子 作成日:2009年8月11日_記事番号:T00017182

ファウンドリー各社、7月業績好調 【図】

 
 ファウンドリー最大手の台湾積体電路製造(TSMC)、および聯華電子(UMC)、世界先進積体電路(VIS)が10日発表した7月売上高は、TSMCが前月比で17.6%増収で当初予測の300億台湾元を3.8%上回る311億7,300万元(約919億円)となるなど、軒並み好調だった。11日付工商時報が報じた。
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 TSMCの好業績は、40ナノメートル製造プロセスの良品率が60%以上に向上したことや、エヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)からの受注増、65/55ナノプロセスを採用するARMアーキテクチャの中央処理装置(CPU)の受注増などが主な要因だ。

 UMCの7月売上高は、前月比6.9%増の88億1,000万元となった。65/55ナノプロセスの稼働率が95%以上に達したことが貢献した。

 VISの7月売上高は前月比8.3%増の14億600万元。液晶ディスプレイ駆動ICや電源管理ICの受注が引き続き増加しており、第3四半期の出荷量は前期比25%増、売上高は前期比25~30%増と予想される。