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セナオ、携帯単価下落が業績直撃


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年8月12日_記事番号:T00017195

セナオ、携帯単価下落が業績直撃

 
 通信機器販売大手の神脳国際(セナオ・インターナショナル)の11日発表によると、上半期の売上高は89億7,500万台湾元(約260億円)で、前年同期比22%減となった。携帯電話端末の平均販売単価(ASP)が昨年の6,800元から、今年上半期に5,600元まで下がり、下落率が過去最悪の17.6%に達したことが響いたとしている。12日付工商時報が伝えた。

 純利益は5億1,900万元を確保し、同5.5%の減益に食い止めた。ただ販売シェアは46%へと、昨年上半期の約50%から縮小した。通信キャリア、亜太電信(アジア・パシフィック・ブロードバンド・テレコム)と威宝電信(ビボテレコム)の2社が販売台数を伸ばしたことが、中華電信の代理販売業者である同社に打撃となったとみられる。