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頂新集団の101ビル株買収、「政府系以下にとどめる」


ニュース 建設 作成日:2009年8月12日_記事番号:T00017198

頂新集団の101ビル株買収、「政府系以下にとどめる」

 
 台北金融大楼(台北101ビル)の株式買収を進め、持ち株比率32%超で筆頭株主となった頂新集団の魏応交董事長は11日、「当面、国泰金融控股の持ち株7.7%を買収することはない。買収したら政府系株主の44%を超えてしまう」と語り、政府系株主の合計持ち株を上回るまで買収を進める考えのないことを明らかにした。12日付工商時報が報じた。

 台北101ビルの主な政府系株主の持ち株比率は、▽金融再建基金(RTC)、15.12%▽中華電信、11.76%▽兆豊金融控股、7.72%──などで、合計44.34%となっている。魏董事長は、台北101ビルへの株式買収は財務的判断に基づく投資だと改めて強調した。