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遠雄集団、香港上場を検討


ニュース 建設 作成日:2009年8月12日_記事番号:T00017199

遠雄集団、香港上場を検討

 
 不動産開発最大手の遠雄集団(ファーグローリー)は、趙藤雄董事長の個人名義による出資で15年前に上海に設立した上海遠中房地産を分社した上で、香港株式市場への上場を検討している。香港証券取引所の幹部が今週中に台湾を訪れ、上場に関する協議を行う予定だ。実現すれば、台湾の不動産会社が香港市場に上場する初のケースとなる。香港・東方日報の報道として12日付蘋果日報が報じた。

 遠雄の蔡宗易副総経理によると、上海遠中房地産は、中国、香港または台湾での上場を計画していたが、先週香港を訪れた際に、遠雄の上場計画に対し香港証取の幹部から積極的な反応を得られたという。

 また、台湾株式市場は中国で登記している企業の上場を依然開放しておらず、中国市場での上場も困難と判断したため、香港が上場先として最適という考えを明らかにした。