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8月上旬の新車登録台数、昨年の3倍に


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2009年8月12日_記事番号:T00017202

8月上旬の新車登録台数、昨年の3倍に

 
 交通部数拠所の統計によると、8月1日~10日の新車登録台数は4,171台となり、昨年同期比で304.2%の大幅な成長を見せた。高額な買い物には縁起が悪いとされる旧暦7月「鬼月」が、今年は8月20日から始まるのに対し、昨年は1日に始まったことが主な原因とみられる。ただ、年初から8月10日までの累計でも、和泰汽車(トヨタ車販売)と裕隆日産汽車、台湾マツダの3社が既に前年同期比でプラス成長に転じており、月末までに市場全体がプラス成長となり、3年間続いた自動車景気の低迷が一段落する可能性が指摘されている。12日付経済日報が伝えた。
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 和泰汽車は8月1日~10日に前年比10倍以上の2,235台を販売、シェアは台湾自動車業界としては過去最高の53.6%を記録した。三陽工業(SYM)と台湾マツダも前年比3倍以上の台数を販売した。

 また、台風8号(アジア名・モーラコット)により、全土で約1万5,000台が浸水被害を受けたとみられ、15億台湾元(約44億円)の修理商機をもたらす見込みだ。また、小型車など購入に対する貨物税減免措置が年末で終了するため、被災地での新車への買い替えが進み、第4四半期の売上高は爆発的な伸びを見せるとの予測も出ている。