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台湾液晶TV市場、今年100万台に拡大か


ニュース 家電 作成日:2009年8月12日_記事番号:T00017204

台湾液晶TV市場、今年100万台に拡大か

 
 12日付電子時報が業界の統計に基づいて報じたところよると、台湾における液晶テレビの出荷台数は上半期、前年同期比で2割近く増えて50万~56万台と市場予測を上回り、ハイシーズンに当たる下半期も好調が期待できる。このため、通年の市場規模が前年比15%成長し、100万台を超えるとの見方が業界から出ている。

 上半期のブランド別出荷台数は、奇美電子(CMO)の「CHIMEI(チーメイ)」がシェア首位で7万4,000~7万5,000台、大同集団の「大同(TATUNG)」が2位で6万台余りだった。3位には小型テレビが人気を博した東元電機(TECO)が浮上した。次いで、LG電子、ソニーが後を追っている。

 例年、上半期と下半期の販売比率は4対6となっている。ただ、パネル価格上昇でコスト圧力が強まっている上に、7月の販売台数が前年同月比2~3割減となったことから、今後の需要動向はさらに注意して見ていくことが必要と指摘するテレビ業者もある。