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台風8号、携帯基地局にも大きな被害


ニュース 電子 作成日:2009年8月12日_記事番号:T00017207

台風8号、携帯基地局にも大きな被害

 
 台風8号(アジア名・モーラコット)が先週末に台湾を縦断した影響で、携帯電話の基地局にも南部を中心に被害が出ている。故障でサービスが提供できなくなった基地局は計3,307基で、ここ数年で最悪規模となった。通信キャリア各社が修復作業を急いでいるが、11日午後3時30分時点で532基が依然復旧していない。国家通信伝播委員会(NCC)の統計を基に11日付電子時報が報じた。

 NCCは、台風が不可抗力であることを理由に、各社個別の被害状況は明らかにしていない。

 また、固定ネットワーク回線でも10万9,000本に故障が発生し、既に復旧したものは約3割にとどまっており、残り7万6,000本は修復作業中となっている。

 なお、中華電信がサービス提供が中断した地域で復旧するまでの月額基本料を減免するなど、キャリア各社はさまざまな補償措置を打ち出している。