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作成日：2009年8月12日_記事番号：T00017210
富士康、済南でのＬＥＤ生産に５億ドル
鴻海科技集団（フォックスコン）傘下の富士康国際（ＦＩＨ）が、中国山東省済南市に５億米ドルを投資し、発光ダイオード（ＬＥＤ）製品を生産する。12日付経済日報が地元紙・済南日報の報道として伝えた。
報道によると、山東省政府は先月、香港で開かれた同省の発展戦略説明会でＦＨＩと投資契約を結んだという。同社にとって、済南は山東省で煙台に続く２カ所目の生産拠点となる。
同社は済南市街の東部にあるハイテク開発区で、ＬＥＤ照明、大型ディスプレイなどの生産やパッケージングなどを行う予定で、電子市場やハイテクエコ都市の開発も計画している。具体的な建設用地は今後詰めるため、生産開始時期は現時点で未定だ。
同社は北京～上海間の高速鉄道のＬＥＤ照明工事を受注したとされるが、済南の投資計画との関連は不明だ。
同社はまた、10億米ドルを投資して、３年以内に煙台にハイテク電子都市を建設する構想も立てている。
