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作成日：2009年8月13日_記事番号：T00017224
金融業界の海西特区視察団、年末に派遣
台湾金融服務業聯合総会（金融総会、ＴＦＳＲ）が今年末に台湾の銀行や保険、証券会社の幹部からなる視察団を、中台の経済交流拠点として中国が計画している福建省の「海峡西岸経済区（海西特区）」へ派遣する。台湾の金融業者が海西特区で優遇措置を受けられるのか確認したい考えだ。13日付経済日報が伝えた。
視察団には企業の董事長クラスが参加予定のほか、金融監督管理委員会（金管会）などの官僚にも同行を呼び掛け、海西特区の具体的な優遇措置を含め中国の金融業界に対する理解を深めるとしている。
中台の金融業界では金融監督に関する覚書（ＭＯＵ）締結に対する期待感から、交流が活発になっている。双方の金融市場を理解するためのシンポジウムやセミナーなどが中国各地で頻繁に開かれており、関連法規などの知識を得るほかに、関係作りの側面もあるもようだ。
