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レストランの王品、中低価格2チェーンを新展開【表】


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年8月13日_記事番号:T00017230

レストランの王品、中低価格2チェーンを新展開【表】

 
 ステーキ店や和風料理店を展開するレストランチェーン最大手の王品集団はこのほど、中低価格の新チェーン店、創作日本料理の「芸奇」と、石鍋を利用した一人用鍋物の「石二鍋」の展開をスタートさせた。不景気感が払拭(ふっしょく)されない中、おいしさと値ごろ感を求める消費者のニーズを満たす小型店舗を展開する方針だ。13日付工商時報が伝えた。
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 台北市衡陽路にプレオープンした「芸奇」は、680台湾元(約1,980円)でコース料理を提供する。系列の創作懐石料理「ikki」の次世代チェーンという位置付けだが、「ikki」の客単価800~1,280元より割安になっている。王品の蘇中行協理は「台湾人は日本料理を好むが、不景気で高価格帯の店に行く機会は減っている」と割安の理由を説明した。今後、台湾全土で15店舗を展開する予定だ。

 台中市崇徳路と台北市漢口路の2カ所にプレオープンした「石二鍋」は、王品としては初めて200元を切る198元のセットメニューを提供する。座席数は44席と系列チェーンで最も小規模だ。中堅都市や住宅地、百貨店などのフードコートに出店していく計画だ。