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キーボードの精元、下半期出荷50%成長目指す


ニュース 電子 作成日:2009年8月13日_記事番号:T00017237

キーボードの精元、下半期出荷50%成長目指す

 
 第2四半期にノートパソコン用キーボードの市場シェア40%を達成した、精元電脳(サンレックス・テクノロジー)の蔡火炉董事長は、今年は上半期と下半期の出荷比率が4対6となるとの見方を示し、下半期は50%以上の成長を見込んでいることを明らかにした。同社は今年、6月に供給先ブランドを2社加えて10社に広げており、来年もさらにシェアを拡大したいと積極的な姿勢をみせている。13日付蘋果日報が伝えた。

 蔡董事長によると、第2四半期は中国でノーブランドのノートPC(通称・山寨本)需要が飛躍的に伸びたほか、デスクトップPC用でも聯想(レノボ)、方正科技(ファウンダー)など中国大手が「家電下郷」による需要増で調達を2割増加させた。同社の上半期売上高は、これを受けて前年同期比34%増の56億4,500万台湾元(約165億円)に達した。

 第3四半期は「山寨本」の需要が低下するとみられるが、中国でデスクトップPCの需要が伸び、ノートPCでもブランド顧客からの受注回復が予想されることから、9月には精元の生産能力が満杯となる見通しだ。