ニュース 電子 作成日:2009年8月13日_記事番号:T00017239
台風8号(アジア名・モーラコット)や地震の影響で、中華電信の国際海底ケーブル7本のうち、12日午後現在で6本に故障が起き、企業の専用線などへの影響が懸念されている。中華電信は13日未明までに予備システムの稼働、他社回線などう回ルートの確保などに努め、回線の70%が回復したと説明している。故障の原因は不明で調査を急いでいる。13日付工商時報が伝えた。
今回の通信障害では、台湾と中国、香港、シンガポールを結ぶ回線が最も影響を受ける見通しで、金融機関や多国籍企業の専用線への影響が懸念される。被害を受けたケーブルはいずれも中華電信、中国聯合網絡通信(チャイナ・ユニコム)、香港のPCCW、シンガポール・テレコム(シングテル)、シンガポールのスターハブが共同で敷設したものだという。
台湾付近では、2006年12月の台湾南部沖地震でも海底ケーブル5本が切断するトラブルが起きている。
一方、KDDIは12日、台湾沖の海底ケーブル故障で、国際電話が一部不通になるなどの影響が出たと発表した。同社によると、日本からベトナムへの固定電話による国際電話がつながらなくなったという。
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