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中華電信、「HSPA+」方式を来年導入【表】


ニュース 電子 作成日:2009年8月13日_記事番号:T00017240

中華電信、「HSPA+」方式を来年導入【表】

  
 中華電信は下り最大21Mbpsの「HSPA+」方式を用いたデータ通信サービスを来年初めにも開始する。来年投入するネットワーク整備費用は20億台湾元(約58億6,000万円)を見込む。同社は第4世代免許を取得する前に、競合するWiMAX(ワイマックス)規格を同方式によって迎え撃つ構えだ。13日付経済日報が伝えた。
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 台湾区電機電子工業同業公会(電電公会)通訊産業連盟は12日、台湾電信サミットを開き、中華電信の担当者は「(次世代規格の)LTEの免許を取得する前にHSPA+方式を展開する。現在の基地局でソフトウエアをアップグレードすればよく、三大都市圏で先行導入したい」と述べた。

 HSPA+方式の導入は、中華電信に続き、台湾大哥大(タイワン・モバイル)、遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)も追随が予想される。台湾大哥大の王鴻紳副総経理は「適切な参入時期、端末や設備の成熟度を見極めている」と述べた。