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達虹科技、タッチパネル生産拡大へ


ニュース 電子 作成日:2009年8月13日_記事番号:T00017242

達虹科技、タッチパネル生産拡大へ

 
 明基友達集団傘下のカラーフィルター(CF)メーカー、達虹科技(CANDO)は、画面タッチ操作をサポートする米マイクロソフトの次期基本ソフト(OS)「ウインドウズセブン(Windows7)」の発売を前にした需要の高まりを受け、タッチパネルの生産を拡大する構えだ。現在12.1インチ換算で月産40万枚のところ、CF生産の4.5世代工場を第4四半期からタッチパネル生産に回し、来年第1四半期には月産計100万枚まで引き上げる計画だ。13日付蘋果日報が伝えた。

 同社はCFメーカーからタッチパネルメーカーへの転換を図っており、積極的に関連製品の研究開発(R&D)に取り組んでいる。3.2~12.1インチ・センサー内蔵タイプ、および3.2~15.6インチ・センサー外付けタイプの投影型静電容量方式タッチパネルについて特許を取得し、Windows7の認証も取得している。また今後は32、42、52、65インチなど大型製品にも応用先を拡大していく方針だ。

 同社は上半期に損失を計上し、現在も単月ベースで赤字が続いているが、CFや高単価のタッチパネルの出荷増に伴い、第3四半期には黒字転換する可能性もあるとみられる。