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作成日：2009年8月14日_記事番号：T00017248
メディアテック、台風の義援金１億元に
ＩＣ設計最大手、聯発科技（メディアテック）の蔡明介董事長は13日、台風８号（アジア名・モーラコット）の被災者に対する義援金を１億台湾元（約２億9,000万円）に引き上げると表明した。同社は週明けの10日、2,500万元の拠出を決めていた。14日付経済日報が報じた。
台風８号による被害拡大が明らかになるにつれ、企業の義援金拠出が相次いでいる。金仁宝集団の許勝雄董事長は、仁宝電脳工業（コンパル・エレクトロニクス）など傘下６社合同で、義援金１億500万元と発光ダイオード（ＬＥＤ）街灯500基（1,500万元相当）を送ると表明した。英業達（インベンテック）集団も義援金5,000万元を送るとしている。
このほか、企業による被災地への支援活動も活発化している。台湾中油が救援活動に必要なガソリン類を提供しているほか、▽美利達工業（メリダ）、災害支援チャリティーバザー開催▽台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）、学校復旧支援▽陽明海運（ヤンミンライン）、救援物資やプレハブ住宅の運送──など内容は多岐にわたる。
