ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

「小林村の死者は300人以上」、楊秋興・高雄県長が見解


ニュース 社会 作成日:2009年8月14日_記事番号:T00017249

「小林村の死者は300人以上」、楊秋興・高雄県長が見解

 
 台風8号(アジア名・モーラコット)で発生した土石流により壊滅状態となった高雄県甲仙郷小林村の被害状況について楊秋興高雄県長は13日、「小林村の死者はおそらく300人を超える」との見解を示した。主に小林村小学校周辺に住む200人余りと、父の日で帰省してしていた家族が犠牲になったとみられる。14日付自由時報などが報じた。

 なお内政部消防署の中央災害応変中心の公式統計によると、台風8号による死者は、14日午前10時半現在で117人、行方不明者59人で、負傷者45人となっている。

 また、台風により交通網が寸断された影響で現在、嘉義県、南投県、台東県、高雄県、屏東県の台湾南部5県8地域が「陸の孤島」となっており、住民が外部に出られない状況となっている。葉匡時交通部次長は「現在も土石流が続いており、復旧してもすぐに通れなくなるといった状況だが、1週間以内に『孤島』状態を解消したい」と語った。