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王永慶氏の海外遺産訴訟、新局面に


ニュース その他分野 作成日:2009年8月14日_記事番号:T00017250

王永慶氏の海外遺産訴訟、新局面に

 
 昨年10月に死去した台塑集団(台湾プラスチックグループ)の創業者王永慶氏の80億米ドルを超える海外遺産をめぐる地位確認訴訟が新たな局面を迎えた。14日付経済日報が伝えた。

 王永慶氏の長男で、グループとは一線を画している原告の王文洋氏(宏仁集団総裁)は13日、米ニュージャージー州連邦高裁に出廷し、王永慶氏の本妻で高齢の王月蘭氏の後見人としての地位確認を求めた。これに対し、第3夫人・李宝珠さんの長女・王瑞華さんは、米国の裁判所には司法管轄権がないとして、反対姿勢を示した。

 これに先立ち、王文洋氏は今年5月、王永慶氏の海外資産の「管理人」としての地位と遺産調査を行う「遺産発見権」の確認を求める訴訟を同高裁に起こしていた。