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BNPの合作金庫銀出資、財政部が歓迎姿勢


ニュース 金融 作成日:2009年8月14日_記事番号:T00017257

BNPの合作金庫銀出資、財政部が歓迎姿勢

 
 李述徳財政部長は13日までに、合作金庫銀行が実施する50億台湾元(約145億元)の増資をBNPパリバが引き受ける可能性が高まっていることについて、「そうなることを期待している」と述べ、歓迎姿勢を明確にした。14日付工商時報が伝えた。

 李財政部長は「外資系の役員を受け入れれば、幅広い経験と視野に基づく意見が得られる」とし、政府系株主が董事会で定員の3分の2を占め、経営権を維持する前提で、外資系金融機関からの出資を受け入れることに前向きの姿勢を示した。

 BNPパリバが合作金庫銀の増資を引き受ければ、馬英九政権発足後、政府系金融機関が外資の出資を受け入れる初のケースとなる。BNPパリバは既に合作金庫銀と提携関係にあり、財政部の態度表明が増資引き受けの鍵となっていた。