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MRT古亭駅付近の国有地、台湾人寿が最低価格の2倍で落札


ニュース 金融 作成日:2009年8月14日_記事番号:T00017259

MRT古亭駅付近の国有地、台湾人寿が最低価格の2倍で落札

 
 台湾人寿保険は13日行われた財政部国有財産局(国産局)による国有地競売で、都市交通システム(MRT)古亭駅に近い汀州路2段の土地を、最低落札価格の2.08倍となる5億5,100万台湾元(約16億円)で落札した。総面積301.59坪で坪単価は182万7,000元。同物件には19組の入札があった。14日付工商時報が伝えた。

 同日行われた競売10件には92組の入札があり、国産局の国有地競売で今年最多を記録した。台北県林口郷の公営住宅跡地が24組の入札と最も人気を集め、最終的には坪単価52万元で落札された。

 信義房屋の蘇啓栄・不動産企画研究室経理によると、台北県・市の建設可能な土地は希少性があり、多くの開発業者が積極的に獲得に取り組んでいるという。

 不動産市場は今年2、3月から、取引量が増加し価格も上昇している。中台関係の改善により資金が台湾に流入していることが、競売物件への入札増加を呼んでいるようだ。